マンションの敷地権とは
2024/08/05
みなさんは、敷地権がどのようなものかご存じですか。
「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」という方も、多いでしょう。
本記事では、マンションの敷地権についてご紹介します。
マンションの敷地権
敷地権
マンションの敷地権は、建物と土地の権利を分散することによる不具合を防ぐためにも必要なものです。
例えば、土地の所有者がマンションの部屋を持っている人と異なる場合、立ち退きを要求されてしまう可能性もあるでしょう。
このような事態を防ぐためにも、マンションの敷地権は区分所有権と敷地利用権が一体化されています。
区分所有権
1棟の建物に独立したスペースがある場合、それぞれを住居や店舗・事務所など専有部分として所有できる権利を区分所有権と呼びます。
専有部分は一般的な所有と同様の扱いですが、棟の一部であることから共同の利益に反する使用はできません。
敷地利用権
マンションの一室を購入した際に、その建物の土地に関する権利をもつことが敷地利用権です。
なお敷地利用権の割合は、専有部分の床面積により異なります。
敷地権がないマンションもある
敷地権が制定される以前に建てられたマンションは、建物と土地が別々に登記されている可能性があります。
敷地権が設定されていないマンションは、居室と土地を別々に売却できるため注意が必要です。
まとめ
マンションの敷地権とは、区分所有権と敷地利用権が一体化したものです。
住居や店舗・事務所など、専有部分として所有できる権利を区分所有権、その建物の土地に関する権利をもつことを敷地利用権と呼びます。
また敷地権がないマンションもあるため、注意が必要です。
『株式会社 シティー・ライフ』は、大阪市平野区にて不動産売却を行っております。
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