現状渡しのメリット・デメリットを解説
2025/02/01
不動産取引で「現状渡し」という選択肢を検討していませんか?
現状渡しを選択することで、どのようなメリット・デメリットがあるかを把握しておくと安心です。
そこで今回の記事では、現状渡しのメリット・デメリットについて解説します。
現状渡しのメリット・デメリット
メリット
現状渡しにおける売主にとってのメリットは、リフォームの手間や修繕の費用が掛からないことです。
あらゆる手続きの手間が省けるため、早期の売却が見込めます。
また買主にとってのメリットは、安く購入できる可能性がある・リフォームの自由度が高くなることです。
リフォームを前提とした住居探しをされている方にとっては、現状渡しの物件は適した選択肢と言えるでしょう。
デメリット
売主にとってのデメリットは、契約不適合責任を問われる可能性があることです。
契約不適合責任とは、売買契約において商品や取引物件に不備があった際に、売主が責任を負うことを意味します。
契約書類に記載されていない不具合が契約締結後に見つかった場合、購入者とのトラブルになってしまうでしょう。
また買主のデメリットとしては、購入後に手直しが必要な場合があることです。
取引物件の購入後にトラブルにならないためにも、不動産会社へ購入についてのアドバイスを受けておきましょう。
まとめ
現状渡しにおけるメリットは、売主にとってリフォームや修繕の手間がかからないことです。
また買主にとっても、安く購入できる可能性があります。
その一方で、売主側が契約不適合責任に問われるリスクがあることや、買主側にとって手直しが必要になるデメリットも把握しておく必要があります。
早期の売却を望む場合や、リフォームを前提とした家探しを希望する場合は、現状渡しの物件も視野に入れるといいでしょう。
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